コロナ闘病日記

夫婦でコロナ共倒れとなった2週間の日記

Day 5


8月4日(水)

★朝
夫 37.8℃
わたし 36.8℃

夫 喉がひどく痛い、鼻づまり、筋肉痛



★午前中 夫宛に保健所から電話あり

わたしも微熱・若干喉が痛い など症状があるので、PCR検査を受けてくださいとのこと

濃厚接触者についての説明あり。
先日の職場での3名と、たおさん、ひろしくんが濃厚接触者確定。
それぞれ会った日から14日間の自宅待機要請。

順調に回復できれば夫の自宅療養期間は10日まで。


夫は8月6日に一度目のコロナワクチン接種の予定だった。
これはどうすれば?
「回復して1ヶ月経ったら接種してください。今回の分はすぐにキャンセルの連絡を入れてください」

すんでのところで なかなかワクチンにたどり着けない夫婦。
また振り出しだ。


★あらためて友人たちに連絡を入れる。
ひろしくん「仕事が忙しすぎて疲れてたから、お休みできてちょうど良かったよ。どうせならこの経験も楽しんじゃおうよ」
あなた優しいね。

たおさん「地元の保健所へ訊いてみた。そちらの保健所からこちらの保健所に濃厚接触者がいることを伝えてもらえたら、PCR検査を受けさせてもらえるらしい。そちらの保健所へ連絡して俺とひろしくんの連絡先を伝えてもらえないかな?」

すぐに保健所へ連絡。
たおさんと ひろしくんのいる自治体の保健所へPCR検査をさせてもらえるように手配をした。
が、ひろしくんは同自治体とみなされるため連絡を入れることはできないので症状が出たら病院へ連絡の上 受診してくれと言われる。

ひろしくんは某所のPCR検査場で個別に検査を受けるということになった


★母から電話あり
昨日からの進展はないと伝え早々に切る。


★わたし自身も検査のため、
またすぐにかかりつけのFクリニックへ連絡。

昼過ぎに折り返し連絡。
「今から来てください。駐車場についたら車から降りず電話をください。」

駐車場へ着き、電話をするとお待ちくださいと保留になり、そのまま3分くらい待つ。
通話料無料のプランじゃないから待ってる間ジリジリした。
ほどなくお迎えの人が来て案内してくれた。

冷房の強い奥の診察室で待っていると
置いてあるパソコンの画面が見えてしまった。
わたしの名前の2人前にひろしくんの名前がフルネームで書いてあって2度見した。
よく見たら年齢51歳で、同姓同名なだけだった。
こちらに生息しているひろしくんはちょっぴり年上だった。


そうこうしてたら従姉妹のお姉ちゃん登場。
わたしのことを、赤ちゃんだった頃からチヤホヤしてくれる大好きな従姉妹のMちゃんがナースとして働くクリニックなのです。

完全防備のMちゃんが問診してくれた。

その後 めちゃくそ機嫌の悪そうな先生登場
「お腹痛いの?熱は?旦那さんどうしてる?咳は?ひどいなら入院になるかもしれないよ」

さっきまでMちゃんにチヤホヤされながら問診されてたのに先生相変わらず鬼だった。

「すいません、大丈夫です、下痢治りました。微熱なので薬いりません」

検査は外で。

先生はまた引っ込んで、Mちゃんが日陰に椅子を出してくれたり
検査道具を持ってきてくれ、
わたしはまたMちゃんにチヤホヤされながら唾液採取をした。
気分的には楽しいピクニックだった。


帰りにはMちゃんがポカリスエットを2本買って外で待っていてくれ、「これ旦那さんと2人でどうぞ。お大事にしてね」と渡してくれた。
お互いに「不謹慎だけど会えて嬉しかったー!いつか一緒においしいパスタ屋さん行こーう!バイバーイ!」などとキャッキャウフフしながら帰ってきた。
ほんとうに楽しい検査でした。

f:id:clichang:20210813104539j:plain


PCR検査を受けたことをバイト先に報告
更に詳細な聞き取りあり。
こういうことには厳格な職場なのです。
その分信頼がすごい。
そしてみんな優しい。

聞き取りのあと 自宅が近いというスタッフさんが
「お買い物を代わりに行くので、困っていたら教えてください」と申し出てくれたりなど。



★夫、処方箋薬局に電話。
「もしかすると自分にはケロリンの方が解熱しやすいかもしれないから処方薬をやめて、ケロリンを飲んでいていいですか?」

ちょっとムッとされてしまった。
「処方薬の方が効くはずですけど、そういう相談なら病院へしてください」



★夕方
夫37.6℃

処方の解熱剤飲んでもなかなか下がらない。
これがコロナなんだな。