Day 4
8月3日(火)
★朝 夫 37.6℃
喉がひどく痛いという。
鼻が詰まって口呼吸になっているからだと思う。
★夫、朝一番のトイレに行き、
帰ってくる時、台所で膝から崩れ落ちる。
貧血を起こしている様子。
油汗をかいて顔が白っぽい。
その場に寝かせて脚を高くあげるなどの処置。
その場から動けずリビングの隅っこで転がっていた。
このうちに寝床のジェル枕を交換、吐く用の洗面器をベッドの下に仕込むなど整える。
15分ほどして座椅子に座らせる。
大丈夫そうなのを確認したら肩を貸しながら3m先のベッドへ移動させ寝かせる。
さっきより落ちついた様子。
とにかく水分を取れ。
お粥を食べれ。
豆腐も食べれ。
スイカも食べれ。
それにしても、もしも夫がコロナ陽性だったとしても、
こんな看病してたらわたしも普通に感染しとるなと思った。
そもそも4部屋扉もないのに隔離なんかできるわけない。
★友達のURさんにLINEを送る。
「夫がコロナかも」
処方された薬などをお知らせする。
ケロリンを飲んでた時の方が解熱効果あったかも、と話したら
ケロリンはアスピリンであること、
海外でのアスピリン服用患者の予後統計などを教えてくれた。
★朝10:30病院より電話。
夕方と聞いていたけど早かったな。
「今日仕事行っちゃってないですよね?コロナ陽性です」
出たヨー!!
「これから先は保健所の連絡を待ってください、混みあっているから、もしかすると明日になるかもしれません。」
★夫の会社へ報告
7月30日と31日 夫と現場が同じだった人物3名は
濃厚接触者としてすぐに自宅待機の連絡がいったらしい
KHさん
KGさん
OKさん
感染していませんように…
事務の人からいろいろな事を訊かれている夫。
事務所に寄った時、誰と話しましたか?
その時マスクはしていた?
スイカ食べてた時は喋った?
え。夫スイカ食べたの?いいな。
★1日に会った、仕事先のスタッフさんたちへ報告
体調を尋ねると1人は変わりなし
会う前日に熱を出していたもう1人はまだ熱が続いていたのだろうか、前日PCR検査を受けて今日「陰性」となっていたらしい。
ともかくよかった。
★29日に 音楽室利用で会ったたおさんと ひろしくんにも連絡を入れる。
「保健所からの連絡待ちだけど、濃厚接触者確定すると思う。
しばらく自宅待機になると思う。ほんとにごめんね」
「謝らなくていいよ。お大事にしてね。」
優しさに救われる。
★わたし、今月ある仕事もダメになっちゃったな、
代わりに行って貰えるかどうか、仕事仲間のMR子ちゃんに連絡を入れる。
すぐに子供を預ける先の調整などして 二つ返事で代われると言ってくれた。
ほんとうにありがたい。
職場のMSさんに連絡
「こういうわけで MR子ちゃんが代わりに出てくれることになりました。」
MSさん「もうお客さんに宣伝まで出しちゃってるから日にちを変えることもできないものね、じゃ そうしてください。」
ほんとうにすみません。
あちこちで謝り倒す夫婦。
★わたし、バイト先に連絡を入れる。
最後の出勤は7月26日でした。
その日は夫もわたしも体調に変化はありませんでした。
次は8月5日にバイトの予定ですが、
今月のバイトは全部キャンセルでお願いします。
いつから出られるかもわからないから、一旦白紙にしてください。
すぐ折り返しの連絡が入り、詳細な聞き取りが開始。
しかしわたしの検査がされるのかもまだわからない。
保健所からの連絡でわかるが、
ひとまず今は濃厚接触者確定なので外に出ることができなくなってしまった。
保健所からの連絡があったらすぐにご連絡を、とのこと。
★夫が義父ちゃんへ連絡
マスオさんみたいな驚き方してた。「えぇーーー?!」
★わたしの両親へお知らせ。
父は何度も夫とわたしの体調を気にする。
大丈夫なのか?ひどくないのか?
母に代わると 一気にまくし立てる。「自分も感染したのかも!」と苛立っている。わからないようなことまでどんどん訊いてくる。
心配をかけて悪いとは思っているけど…
あちこちへの連絡作業で目が回りそうな忙しさの中、母との電話に辟易してしまい、 強い口調で伝えた。
「体調の変化は全部メモを残しておいて。発熱したらすぐにかかりつけ医に連絡してそのメモを伝えて」
★夜
夫37.6℃
わたし 36.8℃ 下痢している