コロナ闘病日記

夫婦でコロナ共倒れとなった2週間の日記

Day 45-50

バイト先には週2回くらいの頻度でやってくる常連さんがいる。
わたしこの常連さんが苦手。
なぜかというと、クレームしか言わないから。

やって来た時と、帰る前に、わたしの持ち場へやって来て何か言う。
やって来た時に立ち寄らない時もあるけど、帰りには必ず寄って何がしかのクレームをつけて帰っていく。
その時間はだいたい5分。
長ければ10分くらいいる時もある。
ずーっとネチネチネチネチ。


コロナ禍になってからはマスクしてる上にアクリル板越しだからそのクレームが聞き取りにくくて
あちらもこちらもアクリル板に近づいてやり取りしてた。
(アクリル板は下の方が開いていて書類などの受け渡しができるようになっている)

いつぞやなんか夢にまで出てきたんだよ、なぜかわたしの実家の玄関で、対応する母にネチネチネチネチなんか言ってて わたしは逃げるという夢だった。
夢の中なのに相変わらずだったよ。




そして。
先月わたしがコロナにかかった時、このバイト先ではホームページにスタッフのコロナ感染を発表しなくてはならなくて
もちろん名前や詳しい年齢は伏せられるけど
部署やザックリとした年齢(40代)は書かれたわけなんだよな。

で、前述の常連さんというのは毎度ホームページの隅々まで読んでから来るわけ。
何かおかしな所があるとすぐに「こんなことが書いてある」だの「こんなことが書いてない」だの言う。

そしてこのように毎度立ち寄ってゆくからこの部署のスタッフの顔はよく把握してる。
どんなメンバー構成かも。

だからこの常連さんは、ホームページの「○○部署の40代スタッフ 」と読めば
あの部署の40代と言ったらアレとアレとアレ…そしてこの頃見ないのはアレ(わたし)だけだ、なんてすぐにわかるんだろうなと思って なんだかすごくイヤな気分になったりしていた。



そしてこないだ、バイト中にその常連さんが向こうから歩いてくるのが見えた。
ちょっとこっち見たと思った、ら、立ち寄らずに素通りした。

でも絶対帰りには立ち寄る。
「あの人来てるな」とわかっちゃってやけに憂鬱な気持ちになっていたけど、
なんとなんと!!帰りも立ち寄らなかったんだよ!!

あれ!!
もしかしてやっぱりわたしがコロナに感染してたのに気づいて、いつも5分~10分くらいクレームつけてくのに、今日はこの担当がわたしだから立ち寄るの止めたの?!
帰りなんて顔も見ないでスーッと横切って帰っていく姿を見ながらマスクの中でわたしは笑っていた。

ウェーイ!どうしたんだよ!いつもみたいにネチネチやれよ!ウェーイ ウェーイ(来ないとわかれば吹き飛ぶ憂鬱

こないだの投稿とも共通するけど、
感染症拡大防止のためには無用に人に近づいたり、どうしても伝えたかったのか?みたいなことをネチネチ聞かせたり対応させたりなんかしてたらいけないんだからよ、それでいいんじゃないの?
わたしのみならず誰にも近寄らない方があなたのためだよ、ウェーイウェーイ


ということがありましたとさ!


お口直しにカワイーン金魚でも見て。

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