コロナ闘病日記

夫婦でコロナ共倒れとなった2週間の日記

Day 10

8月9日(月)

★去年春ころマンションの掲示板に
「コロナに感染した場合は速やかに管理室に申し出てください」
掲示物が貼られたことがある。

消毒作業とかの話なのかもしれないけど、
病気にかかったことをマンション管理組合に知らせる、
→住人にも知られる、ということに疑問を感じていた。


別の日には、
ご近所のおばあちゃんが
「コロナには気をつけましょうね。
でもこのマンションは皆 優秀よね、
だってコロナ患者が1人も出ていないんだから」
と言っていた。
これだけの世帯数があるし、かかって黙ってる人は多分いると思う…
と思いながら「そうですね」と答えた、という出来事があった。


とにかくわたしは
「ご近所さんには知られたくない」と思っている。



玄関の呼び鈴が鳴った。
Amazonで注文していた米が届いたと思った。
ピンポンに返事をした。
「そこへ置いておいてください」と伝えるつもりでいた。

それはAmazonではなくお隣さんだった。
マンションの何か書類を渡しに来たのだった。

扉を開けないまま玄関の内側から
「すいません、今、出られないんです(しどろもどろ)」

「こないだも来た時お留守だったの。じゃ、また来ます」


うおー。熱上がりそう!
コロナ感染してること、ご近所に知られたくないのに!
どうしよう!どうしよう!
今すっごい不自然だった!


夫とめっちゃ考えて
SMSでお隣さんに
「濃厚接触者となってしまい、ドアを開けることができませんでした」
と伝える。
「しばらく自宅待機で外に出られません。ごめんなさい。」

よし!よし!いいんじゃないか?
妥当な落とし所となったのではないか?
感染したことは伏せて、嘘だけど嘘ではない。

「じゃ、書類はポストに入れときますね。感染してないといいですね」


ちょっと怪しまれてる気もしたが、ひとまずはなんとか凌いだ。(と言っていいのかわからないけど)


ベランダに休みにやってきた馴染みのハト

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今日も一日元気でね

★朝
夫36.2℃
わたし36.2℃
並んだ!


熱が落ちついて 横になっているだけならとても楽。
しかし立ち上がろうとすると ビックリするほど体が動かない。
体感としては37.5℃はあろうかという倦怠感。
夫も同じようだ。



★カボチャを煮たり台所の片付け15分。
2人ともグッタリ疲れた。

夫、尿は普通に出るようになったらしい。よかった。


★夫、座椅子に座ったままスマホで映画を一本観たらしい。
すごいね、そんなに長く座っていられたの。
しかしわたしには記憶がない。2時間眠ってたようだ。


★夜
夫 36.9℃
わたし 36.9℃

微熱がまた出ている。

★米がなくなって3日かな。
米が食べたい。とても。
Amazon早く来て。



★夫の会社からお見舞いの電話あり。
KGさんは検査結果 陰性で自宅待機、保証が出るらしく自適に過ごしているらしい。

KHさんは検査は拒否しているが自宅待機続行中。同じく保証が出る。

OKさん 他社の人らしいので、一番心配していたけど検査結果は陰性で自宅待機続行中だそう。保証も出ているそう。

夫にも、傷病手当が出るらしい。
手続きはすっかり回復してから。

ほんとうによかったね!
心が少し軽くなった。


★何日も前に米と一緒にAmazonで注文済みだけど
トイレットペーパーがまだ届かない。
残り1ロール。
スリル満点。